ごあいさつ

昭和49年12月の会社設立から50年の時が流れ、今、ここに50周年を迎えられましたことは、多大なるご支援を賜りましたお客様やお取引先の皆様、様々なご指導をいただいた行政・関係機関の皆様、そして共に汗をかいた社員の皆様や目をかけていただいた地域の皆様のお支えによるものであり、創業からご縁を賜りました全ての皆様に心から感謝を申し上げます。
創業者である海鋒守会長が白金製作所様からご縁を賜ったところからスタートし、今では白金運輸を含む国内4社でグループを形成すると共に、ベトナムにも現地法人を設けるところまで至っております。数台のトラックでの運送事業から始まった白金運輸のサービスは、全国の地域と地域を結んできたのはもちろん、現在では全世界を結ぶ総合物流サービスを提供しお客様のビジネスを力強くサポートしております。
創業時にはオイルショックに見舞われ、バブル経済の崩壊やリーマンショックを経て東日本大震災を経験し、直近では世界中で新型コロナウィルスのパンデミックが起こるなど、戦後の平和な時代と言われた一方で多くの困難が立ちはだかった50年間でもありました。二代目の代表取締役社長を拝命した私としては、この50年間を創る礎となり会社を育てていただいた多くの先人の皆様に敬意と感謝の意を表しますと共に、その先人たちにビジネスパートナーとしてご用命いただいたお客様に重ねて深く感謝を申し上げます。
時代が進み、現在は2024年問題と言われた働き方改革関連法への対応の真っただ中にあり、物流業界或いは物流企業の新たな持続可能性確立を目的とした議員立法による法改正が繰り返されるなど、過去に例のない極めて大きな転換点を迎えています。
弊社では「働き方改革＝運び方改革」と定義づけ、リレー中継輸送「ＳＨＩＲＯＧＡＮＥ絆リレー便」を構築すると共に中継地点や物流センター機能の提供を含めたフィジカルインターネットの実現を目指しています。同時にトラック輸送に加えて鉄道貨物利用運送や内航海運利用運送と組み合わせたモーダルミックスを推進しており、今までとは違う輸送方法を「運び方改革」としてお客様へ提案し、同時に日本と世界をモーダルミックスで結ぶ複合一貫輸送も実現しております。
前述のとおり、極めて大きな転換点ですから、今後もさらなる進化が求められていくことでしょう。創業の理念「あなたよし、わたしよし、みんなよし」を社員全員で繋いでいくと共に、企業使命「想像から創造へ」に向けて無限の想像力を振り絞って最高の機能とご満足を創造できるよう物流道に励み、関係いただく全ての皆様と共に最良な未来を実現すべく挑戦し続けてまいります。
結びに、弊社では１００年企業を目指して次なる50年に向けた歩みを着実に進めたいと考えております。引き続き、時代の要請に応えながら皆様から必要とされる企業価値と事業価値の創造に邁進してまいりますので、これからも変わらぬご指導とご厚誼を賜りますようお願い申し上げ感謝の挨拶といたします。

未知を想像し、未来を創造する。
これからの50年も白金運輸株式会社をよろしくお願い申し上げます！

白金運輸株式会社 代表取締役社長　海鋒 徹哉